セルロースファイバーの利点と欠点
セルロースファイバーって聞き慣れない方もいると思います。
セルロースファイバーは住宅の断熱材の一つで、新聞紙でできています。天然からできている木質繊維ですので、体への影響も少なくエコな断熱材です。
■ではセルロースファイバーの利点を説明していきます。
新聞紙と聞くと資源ごみとして廃品回収されていますから、ごみのように思われますがすごい資源です。
①セルロースファイバーは断熱性能がダントツです。それは木質繊維と繊維のあいだに空気泡をもっており、二重からなる空気層が断熱性能をアップさせているのです。また壁中にすき間なく埋め込めるのが大きな特徴になります。
②調湿効果があります。セルロースファイバーは湿気を吸収して放出するので、結露を防ぎます。かなりすごいです。
③防虫効果があります。粉々にした新聞紙にホウ酸を混ぜて作られるのがセルロースファイバーですので、このホウ酸に防虫効果があるのです。
④防音効果があります。セルロースファイバーは穴が多くあいていて、その小さな穴が防音効果を生んでいます。いわゆる多孔性です。
⑤耐火性が高い。新聞紙ですので燃えやすいと思えますが、ホウ素系の薬品により作られているので、耐火性能が十分あります。
■つぎにセルロースファイバーの欠点です。
①やはり利点があれば欠点もあります。それは、ほかの断熱材に比べて値段が高いという点です。セルロースファイバーそのものの価格も高いですが、手間がかかるので施工費が高めになります。
②新聞紙についているインクの影響が人体にあると言われていますが、含有量が極微量であるので影響がないとの考えもあります。
以上セルロースファイバーの利点・欠点を述べてきましたが、性能はダントツに他の断熱材を引き離しています。欠点は価格だけといっても過言ではないと思います。